「全国高校野球選手権:早実×駒大苫小牧」の決勝・引き分け再試合の結果、早実が初優勝を遂げましたね。
引き分けの試合も、両校素晴しい内容でしたが、再試合も最後まで手に汗握る好試合でしたね。
「引き分け再試合」を知らなかった私は、引き分けのまま、優勝旗は半年ずつ、それぞれの高校に飾るのかしら??と思っていたのですが、「再試合」で決着をつけるのですね。
それも、翌日なんですね。さすがに、「1日くらい、休ませてあげてよ」と思いました。
両ピッチャーの投げ合いがクローズアップされましたが、部員一人ひとりにドラマがあり、久々に魅了されました。
早実の斉藤投手の「青いハンカチ」も話題になりましたね。
私も初めて目にする光景でした。
『熱くなりそうになると、お母さんからもらった青いハンカチで汗を拭き、気持ちを落ち着かせた』そうです。
また、駒大苫小牧のマウンドに集まり1本指を掲げる「NO・1ポーズ」や、最終回では、早実のナインがやはりマウンドに集まり輪になり、空を見上げて、深呼吸をし、胸を2回たたいて指を1本たて、「みんなで1つ」の合言葉など、それぞれの士気を高めたり、気持ちを落ち着かせる場面の違いも面白いものがありました。
最後のバッターが田中投手というのも、何か運命的なものを感じましたね。
結果は「空振り三振」で、ゲームセット。
「直球で決める」との斉藤投手の思いと、「自分のスイングができました。見逃しじゃなく、空振り三振で悔いはありません」と言い、敗戦にも涙を見せなかった田中投手のぶつかり合いに、清々しい思いをしました。
(ジャス)