今年もお盆の時期を迎えました。先日親戚の法事があり、お盆
についての話を聞きました。
その内容は「昔、立派なお坊さんの母親が息子かわいさの余り
悪事を重ね、死後地獄に落ちていました。それを知った息子が母
親を救う為に梅雨の間、念仏を唱え続けたところ母親は地獄から
救われました。息子は盆を持って踊って喜んだ。」それがお盆が
始まりだそうです。
南無阿弥陀仏についても一言、鎌倉時代初期に法然上人が南無
阿弥陀仏を唱え、弟子の親鸞が法然の教えを継承し、親鸞没後に
その門弟たちが教団として発展させた。南無阿弥陀仏とは「すべ
ての人は極悪人であることを見抜かれた阿弥陀さまの慈悲の心か
ら起こってきたもので{必ず救うぞ}という親の呼び声を聞いて
いることになる。」とのことです。
掛け軸より、石に刻むより、{声にすべき}が南無阿弥陀仏。
日常の生活でも心掛けたいものです。
(大ちゃん)